イベント報告 〜コメントページ〜
2015/12/04
「気になる子への対応の仕方」
今回は、ひまわり教室施設長の清水美代先生にお越しいただき、日頃現場で子ども達と接していらっしゃる観点から、注意すべき点やより良い対応の仕方を話していただきました。
発達障がいの特性は様々で、特性が障がいではなく特性があっても日常生活に支障がなく困り感が無ければ障がいではない。、自分らしく生きていく事、人が持って生まれた能力や可能性を信じ自分の力を発揮していく過程を支援することが福祉の大前提であり、できうる限り否定することをせず、「この方が安全じゃない?」「こうすればもっと良くなるのでは?」等、相手に寄り添って提案することで肯定感を得られる様な対応が望ましい。問題が起こった時に「困った子」ではなく「困っている子」ととらえ、絵や写真、文字などを使い、見通しを立てやすくする等の配慮が必要である。「わかる」ことは自信がつくだけでなく、意思決定にも重要なことであり、自己決定は成長の第一歩!であると教えて頂きました。
この事は私達が関わるすべての人間関係に共通する心得であることに気づかされました。