イベント報告 〜コメントページ〜
2026/06/30
提供会員勉強会「こどもとのより良い関係づくり〜こどもの行動に着目して〜」
日時:2026年6月22日(月)
場所:こども家庭センター「たまっこ」 2階 活動室
講師:和洋女子大学 教授 丸谷 充子先生
家族心理学、発達心理学の視点から、子育て・家族支援について研究されている丸谷 充子先生をお招きし、子どもとのより良い関係づくりについてお話をうかがいました。
「個性」とは、「気質」「能力」「性格」の3要素の複合体であり、「気質」と「能力」は生まれつきのもの、「性格」は環境・かかわりによって変化するものと教えていただきました。
子どもとかかわる時には生まれつき持つ気質や能力を無理に変えようとせず、気質に沿って子どもの育ちを支援する環境・かかわりが大切です。また、こころの成長過程には、一定の時期に達すべき発達課題があり、どのような環境でどう周囲の人とかかわり獲得していくのか、発達に沿ったかかわりにも配慮します。
では、子どもの望ましい行動を増やすために、大人はどう対応するとよいのでしょうか。「注目は心の栄養」であり、注目される行動は増えるので、「注目を戦略的に使うとよい」と教えていただきました。
望ましい行動には肯定的な注目(ほめる 認める 笑顔を向ける うなずくなど)をする、望ましくない行動には、最小限の注目(受け流す)にし、否定的注目はせず、望ましくない行動をしなくなるのを待つ、または望ましい行動を見つけてほめるようにします。
先生のお話をもとに、2人組になって、子どもが望ましい行動をした時とそうでない時を想定したロールプレイを行い、大人の声かけや対応によって子どもはどう感じるのかを考えてみました。
実際の場面で、どこまで、落ち着いて大人側が対応できるか難しいところではありますが、ファミサポの限られた活動時間のなかでも、肯定的注目を念頭に置いた子どもへの声かけや行動によって、よりよい関係づくりにつながる機会は多くあることを学んだ貴重な時間となりました。







