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多摩っ子を育てる地域の輪
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イベント報告

提供会員交流会 講座「私たちの体は食べた物で出来ている」&茶話会

日時 : 2024年2月27日(火)
場所 : 子ども家庭支援センター 2階 活動室
講師 : 東京都立大学大学教育センター特任教授
     篠田 粧子 先生

篠田先生の講座では、最新の「児童生徒の食事状況等調査報告書」を読み解き、子どもや大人の食事では、何が足りなくて何をとりすぎているのか、お話していただきました。
健康な体づくりのためには、朝起きたら太陽の光を浴びて朝食をとることが各臓器に働きかけることになる。夕食は生活習慣病の予防の点から朝食から12時間以内に食べる。また具体的な栄養素の取り方から、サプリメントの功罪、今話題の腸内細菌の話まで、幅広く興味深いお話ばかりでした。参加された会員さんも、ご自身の食生活を見直すきっかけになった、もっと先生のお話を伺いたいと大変好評でした。
その後は、提供会員さん同士でおしゃべりをしてリフレッシュタイム。ご自身が今気になっていることの話や、ファミサポ活動についてでは、先輩会員さんのアドバイスがあったり、1時間ほどのおしゃべりが弾みました。


 交流会

第59回講習会が終わりました。

令和5年度最後の講習会には、たくさんの市民の方からのお申し込みがあり、講座を修了しました。今回新しい講師として、「子どもの理解と遊び方」では馬渡先生、「子どもたちの今と子育て支援の必要性」では矢野先生、2名の先生方にご指導いただきました。
馬渡先生の講座では、子どもは年齢ごとにどのように発達・成長していくか、その過程において周りのおとなは、どう接して安心な環境を提供すればよいのかというお話がありました。また、講座の後半には参加者もぬいぐるみを子どもに見立てて、子どもと一緒に触れ合うわらべ歌をたくさん教えていただきました。
矢野先生の講座では、出生率が最低を更新し続け人口減少が進む現在の状況、子育てしづらい社会環境の中で、子どもの健やかな育ちをどう守っていくのか「子ども・子育て支援新制度」の目指す支援についてお話がありました。ファミサポの活動は、子どもの生涯に関わる人格形成の一端も担っていることを再認識し、子ども自身はもちろんのこと保護者や社会の大きな支えとなっていることも実感しました。


2月3日(土) 『普通救命講習』 
          多摩消防署
2月10日(土) 『子どもの健康について』
          西田朗先生(にしだこどもクリニック)
       『子どもの理解と遊び方』
          馬渡美香先生(バオバブ保育園)
2月17日(土) 『子どもたちの今と子育て支援の必要性』
          矢野景子先生(十文字学園女子大学)
       『提供会員の活動について』
        多摩市ファミリー・サポート・センター


 講習会

提供会員勉強会 「子どもと絵本の世界を楽しもう」

日時:2023年10月26日(木)
場所:子ども家庭支援センター 2階 活動室
講師:廣瀬 惠子 先生 (おはなし会の部屋主宰)

廣瀬先生は、長年図書館で司書のお仕事をなさった後に「おはなし会の部屋」を主宰。稲城市でお話会の講座を持ったり、東日本大震災の被災地で当初からボランティアお話会に出向いたりと様々な活動をなさっていらっしゃいます。
勉強会では、最近の絵本事情(昔は絵本は子どものためだったが最近は初めからターゲットを大人にしているものもある)から、ロングセラー絵本のTOP10や、読み聞かせのポイント、年齢に応じた絵本の具体的な紹介までお話して頂きました。
絵本紹介の合間に先生の「読み聞かせ」があり、参加の会員さんからは「大人になってから人に絵本を読んでもらうという体験があまりなかったが心地良いものですね。」「最近の絵本事情を知らなかった。絵本の紹介が貴重だった。」という声でした。
後半には、「ちいさなねこ」の初版本と改訂版の違いを確認、何人かの会員さんに実際に読み聞かせをおこなってもらい、絵本の持ち方、ページのめくり方など具体的な方法をアドバイスしていただきました。
「絵本の読み聞かせの終わり方」は、「子どもに感想は聞かない。子どもは絵本の世界に入っている。子どもの視線を大切にして、純粋に絵本と出会えることが子どもの成長。」という言葉が印象的でした。


 勉強会

提供会員勉強会 「子どもの事故防止と応急手当」

日時:2023年10月21日(土)
場所:子ども家庭支援センター 2階 活動室
講師:宍戸 路佳 先生
   (東京医療保健大学 立川看護学部看護学科)

東京医療保健大学准教授の宍戸先生より、子どもの発達における特徴と起こりやすい事故について、実例を交えながらお話いただきました。
前半は、お子さんを安全にお預かりするために大人がするべきこと、事故をどのように予防するべきか具体的に教えていただきました。また、誤飲時の対応についても吐かせてはかえって危険になる物があることを知りました。
後半は、幼児や赤ちゃんの心肺蘇生や窒息時の対応について、人形を使い実践的な演習を行いました。人形であっても実際にやったことがあるのとないのでは、全然違うというお話に受講なさった提供会員さんも深くうなずいていらっしゃいました。
皆で子どもを守るために、周りにいる大人が環境を整えたり、製品の安全性をチェックする情報を伝えあうことが必要とのお話でした。
提供会員の皆さんには、勉強会などを通して新しい情報にアップデートし、お子さんの安全な見守りの為にお役立ていただければと思います。


 勉強会

第58回講習会が終わりました。

新しく2名の講師、松田先生、山口先生にご指導いただきました。
松田先生の講座は、子どもがかかる感染症の話やアレルギーの話に加え、コロナの位置づけが5類になって以降の子どもの感染症爆発について、また最近学会で発表された「泣き止まない子どもを泣き止ますには…」という興味深い情報を織り交ぜてくださいました。
山口先生は、子どもの発達段階と適した遊び、それに伴う事故を対比させてどんな危険がひそんでいるかを具体的に教えていただきました。参加者全員で工作したおもちゃ「くるくるレインボー」は、大人の心も癒してくれる素敵な作品になりました。(写真はくるくるレインボー)
永田先生の講座では、コロナウイルスは子どもの育ちや発達、親子関係に大きな影響を与え、一人で抱え込まない育児のためには私たち地域や身近な他者が関わることが大切であることを再認識しました。

9月13日(水) 『子どもたちの今と子育て支援の必要性』
          永田陽子先生
          (NPO法人子ども家庭リソースセンター)
       『子どもの健康について』
          松田恭子先生(松田医院)
9月19日(火) 『普通救命講習』
          多摩消防署
9月21日(木) 『子どもの理解と遊び方』
          山口由紀子先生(ピオニイ第二保育園)
       『提供会員の活動について』
          多摩市ファミリー・サポート・センター


 講習会

提供会員勉強会 「気になる子の行動と対応の仕方」

日時 : 2023年7月3日(月)
場所 : 子ども家庭支援センター 2階 活動室
講師 : 藤原里美先生 (一般社団法人チャイルドフッド・ラボ代表理事)

藤原先生は、公立保育園勤務時に自閉症のお子さんの担当になったことがきっかけとなり、支援、保育、教育、育児したいのに分からないもどかしさをご経験なさり、講座に通われたり、療育施設に行くなど、学び続けていらっしゃいました。
その後都立梅が丘病院、母子保健院、都立小児総合医療センターで勤務、発達障害のお子さんのケア、支援に当たられた実戦経験豊富な先生です。
発達支援=人間支援。人は多様で、その行動の理由をよく考えてみる。子どもを変えるのではなく、大人の認識・環境・関わりを変える。うまくいかないのは誰のせいでもない、アイデアが足りないと考える。発達支援はチームで、アイデア次第。出来ることを増やすことで、出来るところにその子の支援の仕方を見つけられる。じっくり座っていられない子どもには工夫された椅子の事例や、子どもの話を聞く時は、姿勢を低くして目を合わせる、決して上から物を言わないなど、多様な発達のお子さんたちの通訳者となっている藤原先生だからこその、物の工夫・接し方など、具体的な対処の仕方をお話してくださり、あっという間の2時間でした。


 勉強会

第57回講習会が終わりました

COVID19をきっかけに、多摩消防署の会議室をお借りしての普通救命救急講習会も6回目。講習用のお人形に、直接の人工呼吸はまだ行っていませんが、グループになって講習を進めるなどコロナ以前の講習スタイルが復活してまいりました。
『子どもの理解と遊び方』では、こばと第一保育園の神田園長先生に初めて講座を受け持っていただきました。保護者とのコミュニケーションを取りやすくする伝え方、受け止め方のお話は、これから活動するファミサポの提供会員さんにとって、大変参考になったことと思います。
『提供会員の活動について』では、毎回、実際に活動なさっている提供会員さんに体験談をお話しいただきます。今回は、定年退職なさった男性会員さんのお話で、「サポートするお子さん、保護者、学童の先生など多くの人との関わりが増え、新しい世界が開けた。ぜひ一歩踏み出してみてください」との力強い言葉が、これから活動を志す方への大きなエールとなりました。


5月17日(水) 『普通救命救急講習』
          多摩消防署
5月23日(火) 『子どもたちの今と子育て支援の必要性』
          松田妙子先生(NPO法人せたがや子育てネット)
        『子どもの理解と遊び方』
          神田治美先生(こばと第一保育園)
5月25日(木) 『子どもの健康について』
          飛田正俊先生(唐木田こどもクリニック)
        『提供会員の活動について』
          多摩市ファミリー・サポート・センター


 講習会

第56回講習会が終わりました。

新しく登録なさった提供会員さん7名と、両方会員さんが1名、合計8名の市民の方が新規受講してくださいました。今後お子さんを預ける側でもあり、預かる側にもなる両方会員さんが増えてくださると心強いなと思える講習会でした。
「子どもの健康について」お話してくださった八木先生は、新しくファミサポの講座を受け持ってくださいました。ご自身も小さいお子さんをお持ちで、より具体的でわかりやすいお話だったと受講の方からご感想をいただきました。

2月4日 (土) 『普通救命救急講習』
          多摩消防署
2月18日(土) 『子どもの理解と遊び方』
          阿部幸恵先生(みさと保育所)
        『子どもの健康について』
          八木太門先生(つるまき八木クリニック)
2月25日(土) 『提供会員の活動について』 
          多摩市ファミリー・サポート・センター
        『子どもたちの今と子育て支援の必要性』
          福川須美先生(NPO法人子ども家庭リソースセンター)


 講習会

全会員向け講演会「子どもを幸せにする考え方」を学ぼう

日時 : 2023年2月24日(金)
場所 : パルテノン多摩 2階 オープンスタジオ
講師 : 星山 麻木 先生
      「一般社団法人 星と虹色なこどもたち」代表
星山先生は、30年以上に渡って特別支援教育に携わってこられ、明星大学の教授ほか、一般社団法人こども家族早期発達支援学会会長、一般社団法人 星と虹色なこどもたちの代表なども務められています。NHK Eテレ「すくすく子育て 発達障害?と思ったとき」にもご出演なさり、幅広く活躍なさっています。
今回は、星山先生のお話をぜひ伺ってみたいという各方面からのお声をいただき、初めての試みで、参加対象を提供会員さんだけではなく、利用会員さんや学童の先生方にも広げ、平日の午前中にもかかわらず45名もの参加をいただきました。
「得意なこと、すきなことはみんなにあって、一人ひとりみんなちがう。違うことは素敵なこと、多数派に近づけることをゴールとしないで。他の子どもと比べて、できないところを探すのではなく、できるところを見つけて伸ばそう。才能をほめて、認めているうちに苦手なことも少しずつできるようになる。そのためには子どもを変えるのではなく、環境をととのえよう。」
講演会では、こんなすてきな考え方を私たちにお話して頂きました。
講演会後には、多くの参加者から「参加者一人ひとりの心の中に温かく広がる素晴らしいお話だった」「子どもとの向き合い方を変えていこうと思う」「私は、そして関わっている子どもは何色(どんな個性)なんだろう…と考えた」などたくさんの感想が寄せられました。


 勉強会

提供会員勉強会 「子どもの事故防止とケガの応急手当」

日時 : 2022年11月10日(木)
場所 : 子ども家庭支援センター
      2階活動室
講師 : 中村 智子 先生
      (NPO法人シーボウル海の教室)

「お子さんを預かっていたら転んで膝をすりむいてしまった」「鼻血が出てしまった」など、急な出来事にあたふたしてしまったことはありませんか?
昔の対処法は今や非常識?手当の仕方は日々変わってきています。上記の今の対処法は、「傷口の小石や泥を水でよく洗い流し消毒薬は使わない。」「鼻に詰め物はしない。小鼻をしっかりつまみ下を向く。」です。子どもは小さな大人ではありません。子どもに対応した「応急手当」をいち早く行うことが大切です。
また、最近の子どもの転落事故のニュースには心が痛みますが、子どもの周りには危険がたくさんあることを大人が認識して、事故防止に努める重要性を感じました。
ファミサポでは毎年「子どもの事故防止と応急手当」に特化した講座を設けています。とっさの時にすぐ行動できるよう、勉強会の講座をご活用ください。


 交流会&勉強会