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多摩っ子を育てる地域の輪
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提供会員勉強会「実は私、発達障害でした」

日時 : 2025年1月24日(金)
場所 : 子ども家庭支援センター 2階 活動室
講師 : NPO法人 えじそんくらぶ代表 
    高山 恵子 先生

「発達障害は理解と支援があれば個性になる、そして才能にもなる」という理念をお持ちの高山恵子先生をお招きし、お話を伺いました。実は高山先生は、30代になって初めて、ご自身がADHDであると診断されています。周りに理解者が多い環境の中で育つことができれば、社会人になるまで気づかないこともある「発達障害」。先生は周りにいい人がいてくれて良かったとお話されていました。先生が実際に経験された困りごとやどんなサポートが求められるのか、また薬剤師でもある先生ならではの「脳内物質」や「薬」の話も聞かせていただき、とても勉強になりました。
日本では発達にアンバランスのある子が厳しく育てられてしまうことが多いものです。見本と同じようにやることを求められ、努力して頑張ることが必要とされてしまいます。学校でも家庭でもない第三の居場所(それがファミサポの提供会員さんであることも多いのです!)があり、自分を理解してくれる人がいることで、やる気スイッチが入ったり、不安が消えていったりすることもあるのだそうです。
障害や特性を才能に変える環境があれば、子どもたちはありのままの不完全な自分も好きになることができ、自分らしく自己表現ができるので、発達障害という概念は不要になるのです。
高山先生、貴重なお話を聞かせていただき、どうもありがとうございました。


勉強会