イベント報告 〜コメントページ〜
2008/11/19
子どもの心肺蘇生と応急手当講習
平成20年11月15日(土)10:00〜12:00
ベルブ永山 講座室
講師:国士舘大学体育学部
中尾亜美氏(救命救急士) 体育学部の皆さん
子どものケガなどの対処法について、中尾先生と大学で応急手当や救急救命を学んでいる学生の皆さんに教えていただきました。
実際の現場を学生さんたちが再現して救命の様子を実演をしてくれるなど、いつもの普通救急救命講座とは少し違った講義となりました。参加された方から「分かりやすかった」とのお声も多数頂戴しました。
〜講座より〜
日本における心臓突然死は年間約4万件で、毎日100人以上が死亡しています。心臓突然死の7〜8割は心室細動などの致死性の不整脈が原因となっています。
子どもの突然死の一つに「心臓震盪(しんぞうしんとう)」があります。子どもは大人に比べて胸郭が弱い為、胸部へ加わった衝撃(遊んでいてボールや肘・膝などがあたる)が心臓に伝わりやすく、それをきっかけに心室細動が起こり、数秒後には倒れて、やがて心停止してしまうというものです。
このような場合にはAED(自動体外式除細動器)を使用して救命処置にあたります。