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多摩っ子を育てる地域の輪
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イベント報告

提供会員「関係づくりが苦手な子へのサポート」

平成25年6月19日(水)10:00〜12:00 
講師 星山麻木先生(明星大学)

 18名が参加しアッという間の2時間でした。
 発達障がいのある子は人一倍優しく、人の心に敏感な子どもが多いが、伝え方が分からなかったり、人の気持ちのサインを読み取るのが苦手という共通する特徴がある。指導しようとするのではなく、特性を理解し、心に寄り添い、その子が気持ちよくいられるような方法を探すのが支援。その支援の方法を樹木にたとえて「支援の木」というお話でした。

@心の支援(木の根っこ)
A発達論による支援(時間とともに伸びていく木の高さ)
B行動への支援(木の切り株)
C環境調整による支援(木の育つ環境)
D周囲の人の連携による支援(木を支える人々の連携)

その中でも、目に見えない根っ子の部分、つまり心の育ちへの支援が本当に大切な支援である。参加者からの問いにも答えていただきながら、解り易く心に響く講座でした。先生がいつも出会った人々に伝える言葉「あなたに出会えて本当に良かった!」私達もこんな言葉をいただいたらどんなに嬉しいでしょう!今日からでもまわりの人に伝えていきたいものです。

 


 勉強会

第27回講習会

今年度最初の講習会を開催致しました。
延べ61名ご参加頂きました。
救命救急の実習では大人の心肺蘇生を学んだ後に、幼児・乳児の心肺蘇生のやり方も学びました。汗をかきながらの実習お疲れ様でした。

5月21日(火)
『子どもの理解と遊び方』田中まさみ先生(こばと第一保育園)
『子どもたちの今と子育て支援の必要性』 岡健先生(大妻女子大学)
5月23日(木)
『普通救命救急講習』多摩消防署
『子どもの健康について』 大池ひとみ先生(ひとみタウンケアクリニック)
5月29日(水)
『提供会員の活動について』多摩市ファミリー・サポート・センター

田中まさみ先生の講座は参加者全員で輪になっての自己紹介から始まりました。好きな物とお名前を言っていく方式で前の方々の紹介も入れて自分の紹介を入れるので、後半の方々は暗記するのが大変でした。でも笑いが出て皆さん和やかに進んで行きました。サポートする側の注意点や子どもの発達によって起こる事象やわらべ歌・折り紙等教えて頂きました。岡先生の講座では、日本の子育て支援策・母親や子どもを取り巻く現状・親子の状況をお話頂き、子どもを取り巻く「きりきりした現状」があるからこそ、子育て支援をして頂ける方が子どもの逃げ場であってほしいとお話され、映像では子ども達の様子を見ながら、行動の意味等を解説して頂きました。永山駅近くで開業している大池先生には、預かり保育中の公園で子どもの頭にボールが当たって倒れたら、提供会員のあなたはどうしますか?と問われました。参加者が子ども役と提供会員役を演じ、実践的な講義をして頂きました。提供会員は子どもの様子をよく観察して、周囲の人に助けを求め、緊急連絡で利用会員(保護者)に伝え、どうしたら良いかの判断をしてもらって行動する事が大切と教わりました。   



 講習会