イベント報告
2022/02/21
第53回講習会が終わりました。
今回初めて講座を受講なさった方は7名。そのうち2名は男性です。「時間に余裕が持てるようになった」「提供会員募集のチラシを見た」「仕事を持っているが空いた時間で支援をしたい」など、受講の動機は様々ですが、皆さん「少しでも子育てのお手伝いをしたい」という思いで参加されています。制約の多いコロナ禍ですが、熱い市民の思いによってファミリー・サポート・センターは成り立っているのだと改めて感じました。
講座については、前回に引き続き、普通救命救急講習はコロナウイルス感染対策に配慮された多摩消防署の会議室をお借りして、心肺蘇生実習用のお人形は一人一体、大人・小児・乳児の3種類を使う充実した環境で講習させていただきました。また、そのほかの講座でも、コロナ禍における子どものストレスにどう寄り添うかなど「いま」に即したお話しをうかがうことができました。
2月15日(火) 『普通救命救急講習』
多摩消防署
2月19日(土) 『子どもの理解と遊び方』
近藤直恵先生(かしのき保育園)
『子どもたちの今と子育て支援の必要性』
藤田佳子先生(淑徳大学)
2月26日(土) 『提供会員の活動について』
多摩市ファミリー・サポート・センター
『子どもの健康について』
清水伸泰先生(こどもクリニックしみず)
講習会
2022/02/16
提供会員勉強会「子どもの事故防止と応急手当」
日時:2022年2月5日
場所:多摩市子ども家庭支援センター
2階活動室
講師:コ野 弥生 先生
(Tamaエンジェルガーデン)
多摩市病児病後児保育施設(Tamaエンジェルガーデン)施設長であり、帝京大学や東京都立南多摩看護専門学校非常勤講師なども務めるコ野先生に、事故やケガの具体的な応急処置方法とともに、安全教育の重要性についてお話しをして頂きました。
誤飲や骨折(階段やソファーの飛び跳ね、ドアの指はさみなど)、実は子どもの事故は家の中が一番多くなっています。トイレットペーパーの芯と同じ直径のものは誤飲の危険があり、散らかっているものは片づける、ミニトマトやブドウは小さく切ってあげるなどの配慮が不可欠です。
また、子どもの視野(見える範囲)は狭いので、安全のためには、大人が子どもの目線に立って周囲の危険を察知する必要があります。
言葉が分かる年齢の子ともに対しては、繰り返し繰り返し、事前にルールを教えることも重要です。なぜ危ないのか、どうしたら良いのかを教える、(例えば外ではなぜ大人と手をつながなくてはいけないのか)このような子どもに対する安全教育は大人の責任と言えます。