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多摩っ子を育てる地域の輪
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イベント報告

第62回提供会員養成講習会が終わりました。

「子どもたちの今と子育て支援の必要性」では、十文字学園女子大学の矢野景子先生に、育児だけでなく仕事・介護など抱える、孤立しがちな子育て世代を地域ぐるみで支えることが重要で、ファミサポの存在は子どもにより近く支援する立ち位置であるということをお話していただきましました。
「子どもの健康について」の清水伸泰先生には、子どもに起こりやすい病気やその症状、予防するための予防接種のとらえ方などお話ししていただきました。ファミサポの活動でお子さんを預かる判断基準にあたり「病後」とはどのような状態なのかなど様々な質問にも答えていただき、子どもを預かる上での参考になりました。
「子どもの理解と遊び方」では、バオバブちいさな家保育園の菊池久美子先生に子どもの発達段階と安全のための注意点について話していただきました。「子どもとかかわるうえで大切にしたい事」のアドバイスがあり、何気ない会話で子どもが安心感を高めるためには「おしゃべり上手」で、また「ほめ上手」のためには「かわいい」「すごい」「上手」などの言葉を使わずに、「〇〇ができたね」と事実を伝えてほめることで自己肯定感を高めることができるというお話は、とても参考になりすぐにでも試してみたいなと思いました。

2月8日(土)
『普通救命救急講習』 多摩消防署

2月15日(土)
『子どもたちの今と子育て支援の必要性』
 ・ 矢野 景子 先生 (十文字学園女子大学)
『子どもの健康について』 
 ・ 清水 伸泰 先生 (こどもクリニックしみず) 

2月22日(土)
『子どもの理解と遊び方』
 ・ 菊池 久美子 先生 (バオバブ小さな家保育園)
『提供会員の活動について』
 ・ 多摩市ファミリー・サポート・センター




 講習会

提供会員勉強会「実は私、発達障害でした」

日時 : 2025年1月24日(金)
場所 : 子ども家庭支援センター 2階 活動室
講師 : NPO法人 えじそんくらぶ代表 
    高山 恵子 先生

「発達障害は理解と支援があれば個性になる、そして才能にもなる」という理念をお持ちの高山恵子先生をお招きし、お話を伺いました。実は高山先生は、30代になって初めて、ご自身がADHDであると診断されています。周りに理解者が多い環境の中で育つことができれば、社会人になるまで気づかないこともある「発達障害」。先生は周りにいい人がいてくれて良かったとお話されていました。先生が実際に経験された困りごとやどんなサポートが求められるのか、また薬剤師でもある先生ならではの「脳内物質」や「薬」の話も聞かせていただき、とても勉強になりました。
日本では発達にアンバランスのある子が厳しく育てられてしまうことが多いものです。見本と同じようにやることを求められ、努力して頑張ることが必要とされてしまいます。学校でも家庭でもない第三の居場所(それがファミサポの提供会員さんであることも多いのです!)があり、自分を理解してくれる人がいることで、やる気スイッチが入ったり、不安が消えていったりすることもあるのだそうです。
障害や特性を才能に変える環境があれば、子どもたちはありのままの不完全な自分も好きになることができ、自分らしく自己表現ができるので、発達障害という概念は不要になるのです。
高山先生、貴重なお話を聞かせていただき、どうもありがとうございました。


 勉強会