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多摩っ子を育てる地域の輪
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イベント報告

提供会員勉強会 赤ちゃん・子どもの救命応急手当講座「日常の事故防止と窒息&よくあるケガの手当」

日時:2024年10月3日(木)
場所:子ども家庭支援センター 2階 活動室
講師:NPO法人シーボウル海の教室 中村智子先生

“赤ちゃん・子どもに特化した救命/応急手当”の講習会を全国で実施しているNPO法人シーボウル海の教室の中村智子先生をお招きし、貴重なお話をおうかがいしました。
赤ちゃんや子どもが日常生活の中で起こしやすい事故について、多くの親が心配する一方で、具体的な予防策や応急処置の知識を持っている人は意外と少ないのではないでしょうか。今回は家庭内で起こりやすい事故例を元に、「知っているようで知らない」、でも「誰もが知っておきたい」様々なケガの応急処置と窒息時の手当てなどを学びました。
子どもの成長段階に応じた窒息時の手当てでは、乳児・幼児の人形を使ったデモンストレーションがあり、参加者はエアーで実習を行いました。また、勉強会の最後には応急手当についてのカードゲームがあり、勉強会で学んだ内容を確実に復習する事ができました。
ファミリーサポートの活動ではもちろんの事、日々の生活の中で何か起きた時にすぐに実践できる内容は大変参考になり、参加者の方からも具体的な手当の方法でとてもよかったという嬉しいお声もいただきました。中村先生、ありがとうございました。


 勉強会

提供会員勉強会「気になる子にどう接したら良いの?」

日時:2024年7月16日(火)
場所:子ども家庭支援センター 2階 活動室
講師:NPO法人アピュイ 発達相談支援センターCORONOAH
代表 武内 典恵 先生

多摩市内で、児童発達支援・放課後等デイサービス事業を運営されている武内典恵先生をお招きし、気になる子への接し方についてお話をうかがいました。「発達の凸凹とは」「発達障害と愛着障害」子どもとの関わり方のポイント」という三本柱で、実際に先生が経験された子どもたちとのエピソードを交えての内容でした。
 子どもを知るために行っているアセスメントの一つをご紹介いただき“視点の切り替えが難しい”とはどういうことか、全体を見ずに部分を見ることで起こりうる“表情を読む困難さ”とはどういうことか、読み書き障害をもつお子さんが感じる学びにくさとはどういうことか等、子どもたちが抱える“苦手”を体験しながら発達の特性を学ぶこともできました。
 提供会員さんが子どもと接する時に「どうしてこんなことが起きてしまうのだろう?」と不思議に思っていたことが、「子どもの中でこういうことが起こっていたからなのね」と理解できるようなお話もありました。子どもの言動を大人がどう解釈し、どう対応していくことが望ましいのかヒントをたくさん伺うことができました。
 対応に迷ったら「今、子どもが安心できるにはどうすればいいか」と原点に戻ることが大切。発達の特性に対して誤った関わり方をすることで起こってしまう二次障害を防ぐためにも、“特性”を子どもたちの強みとして理解することの必要性を感じました。先生が示してくださった「具体的な関わり方」も、すぐに実践できるものばかりで、大変参考になりました。


 勉強会

提供会員勉強会 「子どもと絵本の世界を楽しもう」

日時:2023年10月26日(木)
場所:子ども家庭支援センター 2階 活動室
講師:廣瀬 惠子 先生 (おはなし会の部屋主宰)

廣瀬先生は、長年図書館で司書のお仕事をなさった後に「おはなし会の部屋」を主宰。稲城市でお話会の講座を持ったり、東日本大震災の被災地で当初からボランティアお話会に出向いたりと様々な活動をなさっていらっしゃいます。
勉強会では、最近の絵本事情(昔は絵本は子どものためだったが最近は初めからターゲットを大人にしているものもある)から、ロングセラー絵本のTOP10や、読み聞かせのポイント、年齢に応じた絵本の具体的な紹介までお話して頂きました。
絵本紹介の合間に先生の「読み聞かせ」があり、参加の会員さんからは「大人になってから人に絵本を読んでもらうという体験があまりなかったが心地良いものですね。」「最近の絵本事情を知らなかった。絵本の紹介が貴重だった。」という声でした。
後半には、「ちいさなねこ」の初版本と改訂版の違いを確認、何人かの会員さんに実際に読み聞かせをおこなってもらい、絵本の持ち方、ページのめくり方など具体的な方法をアドバイスしていただきました。
「絵本の読み聞かせの終わり方」は、「子どもに感想は聞かない。子どもは絵本の世界に入っている。子どもの視線を大切にして、純粋に絵本と出会えることが子どもの成長。」という言葉が印象的でした。


 勉強会

提供会員勉強会 「子どもの事故防止と応急手当」

日時:2023年10月21日(土)
場所:子ども家庭支援センター 2階 活動室
講師:宍戸 路佳 先生
   (東京医療保健大学 立川看護学部看護学科)

東京医療保健大学准教授の宍戸先生より、子どもの発達における特徴と起こりやすい事故について、実例を交えながらお話いただきました。
前半は、お子さんを安全にお預かりするために大人がするべきこと、事故をどのように予防するべきか具体的に教えていただきました。また、誤飲時の対応についても吐かせてはかえって危険になる物があることを知りました。
後半は、幼児や赤ちゃんの心肺蘇生や窒息時の対応について、人形を使い実践的な演習を行いました。人形であっても実際にやったことがあるのとないのでは、全然違うというお話に受講なさった提供会員さんも深くうなずいていらっしゃいました。
皆で子どもを守るために、周りにいる大人が環境を整えたり、製品の安全性をチェックする情報を伝えあうことが必要とのお話でした。
提供会員の皆さんには、勉強会などを通して新しい情報にアップデートし、お子さんの安全な見守りの為にお役立ていただければと思います。


 勉強会

提供会員勉強会 「気になる子の行動と対応の仕方」

日時 : 2023年7月3日(月)
場所 : 子ども家庭支援センター 2階 活動室
講師 : 藤原里美先生 (一般社団法人チャイルドフッド・ラボ代表理事)

藤原先生は、公立保育園勤務時に自閉症のお子さんの担当になったことがきっかけとなり、支援、保育、教育、育児したいのに分からないもどかしさをご経験なさり、講座に通われたり、療育施設に行くなど、学び続けていらっしゃいました。
その後都立梅が丘病院、母子保健院、都立小児総合医療センターで勤務、発達障害のお子さんのケア、支援に当たられた実戦経験豊富な先生です。
発達支援=人間支援。人は多様で、その行動の理由をよく考えてみる。子どもを変えるのではなく、大人の認識・環境・関わりを変える。うまくいかないのは誰のせいでもない、アイデアが足りないと考える。発達支援はチームで、アイデア次第。出来ることを増やすことで、出来るところにその子の支援の仕方を見つけられる。じっくり座っていられない子どもには工夫された椅子の事例や、子どもの話を聞く時は、姿勢を低くして目を合わせる、決して上から物を言わないなど、多様な発達のお子さんたちの通訳者となっている藤原先生だからこその、物の工夫・接し方など、具体的な対処の仕方をお話してくださり、あっという間の2時間でした。


 勉強会

全会員向け講演会「子どもを幸せにする考え方」を学ぼう

日時 : 2023年2月24日(金)
場所 : パルテノン多摩 2階 オープンスタジオ
講師 : 星山 麻木 先生
      「一般社団法人 星と虹色なこどもたち」代表
星山先生は、30年以上に渡って特別支援教育に携わってこられ、明星大学の教授ほか、一般社団法人こども家族早期発達支援学会会長、一般社団法人 星と虹色なこどもたちの代表なども務められています。NHK Eテレ「すくすく子育て 発達障害?と思ったとき」にもご出演なさり、幅広く活躍なさっています。
今回は、星山先生のお話をぜひ伺ってみたいという各方面からのお声をいただき、初めての試みで、参加対象を提供会員さんだけではなく、利用会員さんや学童の先生方にも広げ、平日の午前中にもかかわらず45名もの参加をいただきました。
「得意なこと、すきなことはみんなにあって、一人ひとりみんなちがう。違うことは素敵なこと、多数派に近づけることをゴールとしないで。他の子どもと比べて、できないところを探すのではなく、できるところを見つけて伸ばそう。才能をほめて、認めているうちに苦手なことも少しずつできるようになる。そのためには子どもを変えるのではなく、環境をととのえよう。」
講演会では、こんなすてきな考え方を私たちにお話して頂きました。
講演会後には、多くの参加者から「参加者一人ひとりの心の中に温かく広がる素晴らしいお話だった」「子どもとの向き合い方を変えていこうと思う」「私は、そして関わっている子どもは何色(どんな個性)なんだろう…と考えた」などたくさんの感想が寄せられました。


 勉強会

提供会員勉強会「気になる子への対応 〜特性に応じた対応について〜」

日時:2022年7月12日
場所:多摩市子ども家庭支援センター
    2階活動室
講師:眞田 恵 先生
   (島田療育センター)

毎年「気になる子への対応」という題目で勉強会を行っておりますが、これは提供会員として活動を始める前に受講していただいている講座では、お伝えしきれなかった重要な内容の補足として行っているものです。
自閉症児等の療育の現場でご活躍の専門家の先生から、お話しやアドバイスを伺える研修内容となっています。
今回の講座も、島田療育センターの先生がいらっしゃるいうことで、あっという間に定員いっぱいになりました。
眞田先生には、お子さんとの関わりの中で生まれるお困りごとに関して質疑応答の時間をたっぷりとって頂き、「急な飛び出しにはどう働きかけたらよいのか」「子どもとの信頼関係が築けていない中での保育の仕方」などの質問に丁寧に答えていただきました。


 勉強会

提供会員勉強会「子どもの事故防止と応急手当」

日時:2022年2月5日
場所:多摩市子ども家庭支援センター
      2階活動室
講師:コ野 弥生 先生
    (Tamaエンジェルガーデン)

多摩市病児病後児保育施設(Tamaエンジェルガーデン)施設長であり、帝京大学や東京都立南多摩看護専門学校非常勤講師なども務めるコ野先生に、事故やケガの具体的な応急処置方法とともに、安全教育の重要性についてお話しをして頂きました。
誤飲や骨折(階段やソファーの飛び跳ね、ドアの指はさみなど)、実は子どもの事故は家の中が一番多くなっています。トイレットペーパーの芯と同じ直径のものは誤飲の危険があり、散らかっているものは片づける、ミニトマトやブドウは小さく切ってあげるなどの配慮が不可欠です。
また、子どもの視野(見える範囲)は狭いので、安全のためには、大人が子どもの目線に立って周囲の危険を察知する必要があります。
言葉が分かる年齢の子ともに対しては、繰り返し繰り返し、事前にルールを教えることも重要です。なぜ危ないのか、どうしたら良いのかを教える、(例えば外ではなぜ大人と手をつながなくてはいけないのか)このような子どもに対する安全教育は大人の責任と言えます。


 勉強会

提供会員勉強会「関係づくりが苦手な子のサポート」

日時:2021年11月27日
場所:多摩市子ども家庭支援センター
 2階活動室
講師:伴 光明 先生
   (東京都立多摩桜の丘学園校長)

市内にある、特別支援学校の校長先生にお越しいただき、子どもの気持ちに近づくためにはどうすればよいのかお話を伺いました。
特別支援学校は、どんな学習をしているのか…発達段階に応じた教科の学習と学習上・生活上の困難を克服し自立した行動ができるようにするために、自立活動の時間ががある。「支援」とは意図的に子どもの行動を支える環境を作ること、ポイントになるのは3つの間、(空間・時間・人間<じんかん>)である。子どもの興味・関心に合わせてイラストや写真・音声などを活用し分かりやすく示す。できたことをしっかりほめ、自信をつけてあげてることが大切とのお話がありました。ひとりひとりの個性や感覚や機能を受け止め、その子の好きなことを見つけてあげて関りを作っていくことが子どもに近づくヒントになります。
沢山の提供会員さんが受講され、「子どもの興味あること、好きなことを見つけて関係づくりを深めていきたい」「ちょっとした工夫で、物事を分かりやすく伝えられるのだなと思った」など多くの感想を頂きました。


 勉強会

提供会員勉強会 「気になる子への対応の仕方」

日時 : 2021年7月8日(木)
場所 : 多摩市子ども家庭支援
    センター 2階活動室
講師 : 角田 みすゞ 先生
    (ベル相談室)

世間からみると、ウロウロしたり、落ち着きがなかったり、暴れん坊だったり。発達に凸凹のあるお子さんと親御さんは、周りの状況に対応するのでいっぱいいっぱいになっています。そのなかで、親子にかかわっている方々、例えばファミリー・サポート・センターの提供会員さんなどの理解と支えが、孤立した子どもや親を社会的なつながりへと結び付けていく大切な働きをしている、と角田先生。
講座では、先生ご自身のお子さんとのエピソードを交えながら、その子に合った、より具体的なかかわり方についてのお話がありました。
目を合わせて語りかけ、すぐに返事を求めるのではなく心を整える時間をあげること。声掛けは小さな声で、禁止しない肯定的な言葉がけで、最後はほめて、尊重される経験の積み重ねが大切など、発達が気になるお子さんだけでなく、どんなお子さんと関わる上でも大切な対応を教えていただきました。
参加された会員さんからは、「より実践的、具体的なお話でとても勉強になりました。」「お話を聞いていて、自分の接し方を振り返り、なるほどそうだったんだと答え合わせが出来た。」「先生から提供会員の活動に対して敬意を表していただき、こちらも感動いたしました。」「今、私がすること、できることを考え直しました。子どもを肯定することを考えていきたい。」など、多くの反響、感想を頂きました。


 勉強会